有田眼科

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2020.09.14スタッフブログ

コロナ対策で装着するゴーグルで霰粒腫になる!?

眼瞼領域において、日常診療で最も頻繁に遭遇する病気はいわゆるモノモライ(霰粒腫)です。一日のうちに必ず数名の霰粒腫患者さんに遭遇します。主にマイボーム腺と呼ばれる、まぶたの脂腺の炎症と閉塞から生じます。多くの場合が局所の抗生物質と抗炎症剤、眼瞼マッサージや温罨法などの治療で改善しますが、時として炎症が増悪したり、自然治癒するのに長期間要することがあります。
現在、多くの医療関係者はコロナウィルス対策でゴーグルを装用して患者さんの診療に当たっておりますが、コロナウィルスの重症患者をケアしていた看護師達に霰粒腫が多発したという論文が報告されています。

この看護師たちは医療用ゴーグルを装着してコロナウィルス患者さんの看護に当たっていたとのことです。この論文における結論としてはクロルヘキシジンジグルコネートなどの防腐剤で作られた消毒液に25分間消毒された密閉保護メガネを装着していたことが原因ではないかと考えているようです。防腐剤への暴露は粘膜の刺激を与えることから、防腐剤で作成された消毒液の目への暴露は注意が必要かもしれません。

この病院では消毒された保護メガネをよく洗浄することで、霰粒腫を発症する看護師がいなくなったと報告しています。現在コロナウィルス対策で多くの場所に消毒剤が置かれていますが、防腐剤を高濃度含むような消毒液への暴露には注意が必要かも知れませんね。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32467314/

 

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