2024.01.01
手術について
緑内障手術へのこだわり「低侵襲な緑内障手術」
ピュアイエロー・マイクロパルスレーザー光凝固装置「IQ577」
コンセプトは「低侵襲光凝固」
点眼薬のみでは眼圧下降が不十分な緑内障に対し、濾過手術を行う前に選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)が行われる場合があります。しかしながら、SLTは線維柱帯を意図的に破壊するため、術後に急激な眼圧上昇を起こす症例もあり、徐々に眼圧が再上昇し、再治療が必要となる場合が多いなどの理由から賛否両論あり、一般的普及には至っておらず、点眼薬で不十分な場合にはすぐに濾過手術が行われることも少なくありません。一方、マイクロパルス光凝固(MLT)は、熱効果であるため、線維柱帯細胞を破壊せず、眼圧が再上昇しても、何度でも追加施行が可能です。
濾過手術を上回る効果が得られないのは当然ですが、点眼薬の次の一手として当院ではTOMEY製IQ577レーザー(マイクロパルスモード搭載)を採用しているので、低侵襲な目にやさしい緑内障治療を行えます。
緑内障マイクロデバイス
iStent®の紹介
iStent®の特徴とメリット
組織への最小限の侵襲
生理的流出を改善するためのデザイン
高い安全性
迅速な回復時間
治療成績
iStent®の作用機序:自然な流出路の回復
新しい極低侵襲緑内障デバイス iStent inject W(第2世代 線維柱帯マイクロバイパスステント)
*1マイクロメートル(μm)は1,000分の1mm
当院は既にiStent inject Wのトレーニング講習を修了しており、緑内障を有する白内障の患者様に対してiStent inject Wをインプラントすることが可能です。また、既にその有効性も実感しており、新しい極小低侵襲緑内障デバイスであるiStent inject Wを積極的に行うことで、緑内障の患者様に少しでも貢献できるよう尽力してまいります。
緑内障マイクロデバイス プリザーフロ®マイクロシャント

緑内障治療の基本は点眼治療になりますが、点眼治療を行っても眼圧をうまくコントロールできない場合にレーザーや手術などの治療が必要となる場合があります。近年、低侵襲緑内障手術(MIGS:Micro Invasive Glaucoma Surgery)といわれる新たな治療法が開発され、これまでの緑内障治療に変革をもたらしました。ただ、元々の眼圧が高く、低侵襲な緑内障手術では眼圧が十分に下がらない難治な緑内障があります。このような難治な緑内障に対しては線維柱帯切除術という昔からある古典的な手術が必要となります。ただ、術後に多くの場合 眼圧を調整するための侵襲が必要となります。また、合併症も多く、特に低眼圧をきたすと視機能が著しく低下することがあります。この術後の侵襲と低眼圧のリスクを軽減させるためにプリザーフロ®マイクロシャントという新しいデバイスが開発されました。プリザーフロ®マイクロシャントは、従来の線維柱帯切除術とほぼ同等な治療成績を保ちつつ、術後の侵襲と低眼圧のリスクを軽減させることができます。

全長8.5mm、外径0.35mm、内径0.07mmのチューブ状のデバイスで、冠動脈ステントにも使用される生体反応性が低いSIBS(poly styrene-block-isobutylene-block-styrene)で形成されています。

より低侵襲に緑内障濾過手術が施行できる器具として承認されました。
プリザーフロ®マイクロシャント緑内障ドレナージシステムの特徴とメリット
- 組織への最小限の侵襲
- 生理的流出を改善するためのデザイン
- 高い安全性
- 迅速な回復時間
治療成績
プリザーフロ®マイクロシャントの治療成績(従来の線維柱帯切除術との比較)
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緑内障手術は近年 目まぐるしい進行を遂げており、iStentなどの低侵襲な緑内障手術が開発され、目に負担をかけずに緑内障の手術が行えるようになりました。ただ、元々の眼圧が高く、iStentなどの低侵襲な緑内障手術では眼圧が十分に下がらない難治な緑内障があります。このような難治な眼圧の高いタイプの緑内障に対しては線維柱帯切除術という昔からある古典的な手術が適応となります。この手術は非常に素晴らしい手術で、これまでこの手術にとって変わるような治療法は開発されてきませんでした。眼圧の非常に高いタイプの緑内障に対してはここ何十年とこの手術方法が用いられてきました。ただ、この手術は術直後に眼圧を下げるための処置などが必要となる手術で、術後に多くの場合 眼圧を調整するための侵襲が必要となります。また、成功すれば非常に眼圧も低い値となり良い手術ですが、合併症も多く手術自体に失明のリスクを孕んだリスクの高い手術となっていました。特に低眼圧はこの手術において多く認められる合併症の一つであり、低眼圧をきたすと視機能が著しく低下することがあります。この術後の侵襲と低眼圧のリスクを軽減させるために開発されたのが、プリザーフロ®マイクロシャントというデバイスです。プリザーフロ®マイクロシャントは、従来の線維柱帯切除術とほぼ同等な治療成績を保ちつつ、術後の侵襲と低眼圧のリスクを軽減させることができます。全ての緑内障が適応となるわけではないですが、安全に手術を行うことができる選択肢の一つとして非常に有用なデバイスです。
当院は既にプリザーフロ®マイクロシャントのトレーニング講習を修了しており、緑内障を有する患者様に対してプリザーフロ®マイクロシャントをインプラントすることが可能です。また、既にその有効性も実感しており、新しい極小低侵襲緑内障デバイスであるプリザーフロ®マイクロシャントを積極的に行うことで、緑内障の患者様に少しでも貢献できるよう尽力してまいります。