2023.10.01
手術について
医療レーザーについて
見えるようになった喜びをもっと実感していただけるように
当クリニックでは、患者様の肌の悩みに少しでもお手伝いできるようエイジングケアにも力を入れています。「術後、見える世界が一変し、シワやシミが急に気になり出した」そんな患者様のお悩みに少しでもお手伝いできるよう、最新の医療用レーザー装置 Candela社製Gentleシリーズの最新モデル【GentleMax Pro Plus】とQuanta 社製の最新ピコ秒レーザー【Discovery PICO Plus】を使用した「シミ治療」・「レーザー脱毛」などのエイジングケアを行っています。
GentleMax Pro Plus(ジェントルマックス プロ プラス)
Gentleシリーズの最新作GentleMax Pro Plus(ジェントルマックス プロ プラス)は、従来の基本性能はそのままに、より大きいスポットサイズ、ハイスピード照射を実現した医療用レーザー装置です。波長755nmと1,064nmの2波長を1台に搭載し、表在性色素性疾患の治療と脱毛治療をより短時間で効率よく行うことが可能です。
Discovery PICO(ディスカバリーピコ)
ディスカバリーピコは、短いパルス幅を持つレーザーによってメラニン色素を分解・排出し、シミやそばかす、肝斑、くすみなどの肌トラブルを改善することができます。また、従来のレーザー治療と比較して熱ダメージが少なく、痛みも少ないとされています。ディスカバリーピコプラスは、症状に合わせて照射を切り替えることができるため、様々な肌トラブルに対応可能です。また、オーダーメイドのトーニング治療も可能であり、肌質や症状に合わせた治療が行えます。
色素性疾患の原因とメカニズム
紫外線から皮膚を守るメラニン色素
紫外線を浴びると、チロシナーゼという酵素が活発になって、メラノサイト内でメラニンという色素が生成されます。それがケラチノサイトに受け渡されることで紫外線から細胞核を守ります。
皮膚の細胞は、通常約28日周期で新しい細胞に生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)を繰り返しています。基底層にある細胞が分裂して皮膚表面に押し上げられ、最後は表面からはがれていくというもの。いわばアカがはがれ落ちるようなものです。よって、紫外線を浴びて作られたメラニンも、ほぼ28日サイクルで役割を終え、古い細胞とともにはがれ落ちます。
ターンオーバーのサイクルが乱れるとメラニン色素が沈着してシミに
シミができる主な原因は紫外線です。長年紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受けて、皮膚細胞の再生能力が低下、メラニンを外に排泄する力が弱くなってしまいます。またたばこやストレスは老化を促す原因の一つである活性酵素を増やします。この活性酵素がメラノサイトを刺激してメラニンの過剰産生を起こしやすくします。不規則な生活や過労などで血行が悪くなっても、メラニンの排出が遅れてしまいます。
シミを放置しておくと起こること
大きめのシミにピンポイントで照射する「スポット照射」
顔全体への治療「レーザーフェイシャル」
医療脱毛とは
医療レーザー脱毛とは
ただし、レーザーが反応しないメラニン色素のない白髪の発毛組織は破壊することができません。
レーザー脱毛のしくみ
STEP01 レーザーを照射
レーザーを照射すると、毛穴に残った黒い毛に熱が吸収され毛根に集中します。
黒い毛のみに作用するので、表皮や周辺の細胞を傷つける心配はありません。
STEP02 毛を生やす機能を破壊
一度破壊されると新たな毛は生まれません。
STEP03 毛が抜け落ちる
発毛組織が破壊された毛穴からは、毛が再生することはありません。
また、毛が生えなくなれば毛穴は自然に引き締まるため、脱毛後はすべすべとしたなめらかな肌になります。
エステサロン脱毛との違い
【医療機関の脱毛】
- レーザーの出力が強く、短期間での脱毛が可能
- 最新冷却装置により、痛みを最小限に
- 医師や看護師がアフターケアまで対応
【エステサロンの脱毛】
- エステサロンでは「光脱毛」という出力が弱い機械を使用
- 効果が弱く、完全な脱毛までの期間が長い
- 施術後のトラブルに専門知識がないため、対応できない
【医療脱毛に関係する法律】
- 医師法第17条によって医療機関以外での毛根を破壊する脱毛行為は認められていません。
- レーザー機器は医療機器です。保健所に認可されている医療機関でしか使用できません。
- エステでレーザー脱毛を行う事は法律上許されていません。